カイコは野生では生きていけない。人間が育ててあげないと生きていけない昆虫なのです。食べるものはといえば、桑の葉。
カイコは一生を桑の葉しか、食べない。ということは桑の葉には栄養が豊富だと想像がつきます。
桑の葉にはビタミンC,ビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンA,亜鉛,鉄分,マグネシウム,カルシウム,食物繊維,各種フラボノイド,カロテン(ビタミンA),γアミノ酪酸などが含まれているようです。
なかでも日本人に不足しがちなカルシウムは小松菜の1.5倍、鉄は小松菜の15倍、カロテンはほうれん草の10倍も含まれています。
ちょっとした野菜をたべるよりも栄養がつくかもしれない。
そして、古来から抗酸化作用や免疫力の増強、消炎作用の効果に期待できる食品です。